エイジングケアでも保湿が重要です
エイジングケアというと、新開発の美容成分が配合されている化粧品を使ったり、特別なケアをしなくてはいけないというイメージがあるかもしれません。
例えば、プラセンタのように細胞分裂を促進したり、抗酸化力に優れたフラーレンなどワンランク上の美容成分を使用したスキンケアとエイジングケアはイコールと思っている方も多いでしょう。
もちろん細胞分裂が低下すれば新しい肌細胞が作られませんし、肌が酸化してしまえば肌老化も早まってしまうので、しわやたるみ、シミなどが引き起こされてしまいます。
ですが冷静に考えてみると、新しい肌細胞を作るにはターンオーバーが正常に行われれば良いだけですし、活性酸素が発生しなければ肌も酸化しません。浸透性をよくするためにしっかり毛穴吸引器などを使用してエイジングケア成分が浸透しやすいように毛穴の汚れをキレイにしておきましょう。
ターンオーバーに必要なのは、水分が十分にあって保湿がしっかりされているお肌であり、こういった肌の状態であればバリア機能がきちんと働いて活性酸素の発生も抑制することが出来ます。
保湿は乾燥肌でも敏感肌でも、オイリー肌でもどんな肌質で必要なものですが、エイジングケアにも同様のことが言えるのです。
それに、保湿がきちんと出来ていないお肌に高機能の美容成分を補給しても、その働きが活かされることはほとんどなく、焼け石に水ほどの効果しか得られません。